廃棄物を燃焼した際に発生する燃焼ガスはストーカ炉上部の再燃焼室で、800度以上の高温で2秒以上の滞留容積を持たせることで、一酸化炭素濃度を極限まで抑え、未燃ガスを完全に分解します。
その後、高温の排ガスは廃熱ボイラーを経由し、蒸気として熱回収します。
次に排ガスはガス冷却塔にて190℃以下まで急冷しダイオキシンの再合成を防ぎます。
冷却されたガスに消石灰・活性炭を噴霧し排ガスをさらに浄化します。
高性能なバグフィルタによって排ガスに含まれる煤塵を除去し、クリーンなガスを排気塔から排出します。